保持林業 : 木を伐りながら生き物を守る
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保持林業 : 木を伐りながら生き物を守る
築地書館, 2018.11
- タイトル読み
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ホジ リンギョウ : キ オ キリナガラ イキモノ オ マモル
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注記
索引あり
引用文献: 各章末
ブック・ジャケットに"Retention forestry : harvesting trees while conserving biodiversity"とあり
内容説明・目次
内容説明
成熟期をむかえる日本の人工林管理の新指標。欧米で実践され普及している、生物多様性の維持に配慮し、林業が経済的に成り立つ「保持林業」を第一線の研究者16名により日本で初めて紹介。保持林業では、伐採跡地の生物多様性の回復・保全のために、何を伐採するかではなく、何を残すかに注目する。北海道道有林で行なっている大規模実験、世界での先進事例、施業と森林生態の考え方、必要な技術などを科学的知見にもとづき解説。生産林でありながら、美しく、生き物のにぎわいのある森づくりの方向性を示す。
目次
- 第1章 保持林業と日本の森林・林業
- 第2章 アメリカ合衆国における保持林業の勃興
- 第3章 カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州の事例—保持林業が渓流生態系に及ぼす影響
- 第4章 保持林業の世界的な普及とその効果—既往研究の統合から見えてきたもの
- 第5章 北海道の人工林での保持林業の実証実験
- 第6章 保持木が植栽木・更新へ与える影響
- 第7章 保持林業と複層林施業
- 第8章 諸外国の生物多様性を保全するための制度・政策
- 第9章 日本における環境配慮型森林施業導入の課題と可能性
- 第10章 生物多様性の保全を進める新たな手法
「BOOKデータベース」 より