現象学的スポーツ運動観察論
著者
書誌事項
現象学的スポーツ運動観察論
大学教育出版, 2018.11
- タイトル別名
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運動指導におけるキネステーゼ理解の構造 : 志向分析能力の形成に関する現象学的考察
- タイトル読み
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ゲンショウガクテキ スポーツ ウンドウ カンサツロン
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注記
学位論文「運動指導におけるキネステーゼ理解の構造 : 志向分析能力の形成に関する現象学的考察」(筑波大学, 2010年提出) を土台としたもの
文献: p322-331
内容説明・目次
内容説明
スポーツ指導における運動観察では、動きの外形的特徴だけではなく、実施している者の動感志向性まで見抜く能力が求められる。本書は、意識を持った人間の動きの本質を現象学的に把握する観察法について論究したものである。
目次
- 第1部 運動の質的把握と観察力の形成(運動の質的把握について;運動の類型的把握の内的構造;運動観察力の形成)
- 第2部 キネステーゼ理解のための志向分析(キネステーゼの概念とスポーツ実践における意義;学校体育におけるキネステーゼ把握の意義;キネステーゼ意識の発生とキネステーゼ・アナロゴン;運動指導における志向分析)
- 第3部 志向分析に基づく指導事例(プロレープシス原理からみたできない運動の理解—後転の事例;子どもの運動発達の見方)
- 第4部 指導実践における運動感覚意識(運動学習における自己観察活動の構造;運動感覚意識欠如の問題性;指導者の運動感覚意識覚醒の意義と方法;キネステーゼ解体の指導事例)
- 第5部 キネステーゼ理解の構造と研究法(キネステーゼ理解の構造;運動指導論の研究法)
- 附論
「BOOKデータベース」 より