戦後日本の「帝国」経験 : 断裂し重なり合う歴史と対峙する

書誌事項

戦後日本の「帝国」経験 : 断裂し重なり合う歴史と対峙する

杉原達編著

(日本学叢書, 5)

青弓社, 2018.11

タイトル別名

戦後日本の帝国経験 : 断裂し重なり合う歴史と対峙する

タイトル読み

センゴ ニホン ノ テイコク ケイケン : ダンレツ シ カサナリアウ レキシ ト タイジ スル

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内容説明・目次

内容説明

兵役を忌避した沖縄の人々、上海で慰安所に関与した日本人・朝鮮人、タイから日本に密航した労働者—。“帝国”での経験をいや応なく引きずり、「新しい戦後」を生き抜いてきた人々の歩みを握り起こして、「個人と戦争との軋轢」や「人々の内にある帝国の痕跡」から現代史を逆照射する歴史への挑発。

目次

  • 第1部 「内地」と「外地」のはざま(内地と外地の間で—戦前沖縄の軍事的特色;漢詩人の越境と帝国への「協力」—籾山衣洲の台湾体験を例として;上海に見る遊郭と慰安所の関係性)
  • 第2部 「帝国」と「戦後」のはざま(『琉僑管理案』に見る沖縄出身者の歴史経験—経験のゆくえと場の関係性を中心に;二つの「大広島」—「軍都」と「平和都市」の貫戦史;戦争への想いを抱えて—ブラジル日系社会と戦後)
  • 第3部 「戦後」と「日本」のはざま(ミシンと「復興」—戦後沖縄の女性たちの生活圏;「働人」平井正治における歴史との向き合い方—労働運動と民衆史と;外国人として日本で働くということ)

「BOOKデータベース」 より

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