共和政ローマの内乱とイタリア統合 : 退役兵植民への地方都市の対応
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共和政ローマの内乱とイタリア統合 : 退役兵植民への地方都市の対応
(北海道大学大学院文学研究科研究叢書, 29)
北海道大学出版会, 2018.11
- タイトル別名
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Sulla's veteran settlement and its impact in Italy
- タイトル読み
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キョウワセイ ローマ ノ ナイラン ト イタリア トウゴウ : タイエキヘイ ショクミン エノ チホウ トシ ノ タイオウ
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注記
参考文献: 巻末p7-22
内容説明・目次
内容説明
前80年代、全イタリアを巻き込んだローマの内乱の後、イタリア各地の都市に退役兵植民が実施され、それら都市は存続の危機に直面した。本書は、対象都市の立場や経緯のほか、特に地方貴族のローマとの交渉を分析し、これまで見えなかった、帝政ローマへ至るまでのイタリアのあり方、イタリアに政治的一体化がもたらされた道のりを明らかにする。
目次
- 序章 課題と方法
- 第1章 前八〇年代の内乱—退役兵植民までの過程
- 第2章 スッラによる戦後処理—イタリアへの退役兵植民
- 第3章 ポンペイ—退役兵植民と「二重共同体」
- 第4章 ファエスラエ—退役兵植民とエトルリアの騒擾
- 第5章 ウォラテッラエとアッレティウム—退役兵植民と地方貴族の交渉力
- 第6章 カプア—退役兵植民と有力都市の再興
- 終章 内乱とイタリアの一体化
「BOOKデータベース」 より