大阪的 : 「おもろいおばはん」は、こうしてつくられた
著者
書誌事項
大阪的 : 「おもろいおばはん」は、こうしてつくられた
(幻冬舎新書, 521,
幻冬舎, 2018.11
- タイトル別名
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大阪的 : おもろいおばはんはこうしてつくられた
井上章一の大阪まみれ
- タイトル読み
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オオサカテキ : 「オモロイ オバハン」ワ、コウシテ ツクラレタ
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注記
「産経新聞」大阪夕刊(2016年4月4日付から2018年4月23日付) に連載された「井上章一の大阪まみれ」を改題し加筆修正したもの
内容説明・目次
内容説明
大阪と聞いて何を思いうかべるだろうか?芸人顔負けのおばちゃん、アンチ巨人の熱狂的阪神ファン、ドケチでがめつい商売人…これらは東京のメディアが誇張し、大阪側も話を盛ってひろがった、作り物の大阪的イメージだ。「おもろいおばはん」の登場は予算のない在阪局が素人出演番組を安く量産した結果だし、阪神戦のテレビ中継がまだない一九六〇年代、甲子園球場は対巨人戦以外ガラガラだった。ドケチな印象もテレビドラマが植えつけたもので、「がめつい」は本来、大阪言葉ではなかった。多面的な視点から、紋切型の大阪像をくつがえす。
目次
- 第1章 大阪人はおもしろい?
- 第2章 阪神ファンがふえた訳
- 第3章 エロい街だとはやされて
- 第4章 美しい人は阪急神戸線の沿線に
- 第5章 音楽の都
- 第6章 「食いだおれ」と言われても
- 第7章 アメリカの影
- 第8章 歴史のなかの大阪像
- 第9章 大阪と大阪弁の物語
「BOOKデータベース」 より