音楽と絵画で読むT.S.エリオット : 『プルフロックその他の観察』から『荒地』へ
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書誌事項
音楽と絵画で読むT.S.エリオット : 『プルフロックその他の観察』から『荒地』へ
彩流社, 2018.12
- タイトル別名
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A reading of T.S.Eliot's early poetry : with special reference to music and pictures
音楽と絵画で読むT・S・エリオット : 『プルフロックその他の観察』から『荒地』へ
音楽と絵画で読むTSエリオット : プルフロックその他の観察から荒地へ
- タイトル読み
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オンガク ト カイガ デ ヨム T.S.エリオット : 『プルフロック ソノタ ノ カンサツ』カラ『アレチ』エ
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注記
博士学位請求論文『T・S・エリオットの初期詩篇を読む : 「音楽」と「絵画」を中心として』(白百合女子大学, 2017年) を改題し、加筆・修正を施したもの
主要参考文献: p333-357
内容説明・目次
内容説明
「現代詩の祖」と知られるT.S.エリオットが、ショパン、ワーグナー、レンブラント、ゴヤ、マネなど、バロック、ロマン派、印象派の音楽や絵画からの影響をいかに昇華させ、ストラヴィンスキーらに触発されてモダニズム文学の金字塔を打ち立てたのか。初期詩篇を読み解くことで、これまでのT.S.エリオット像が刷新される、画期的エリオット論!
目次
- 第1章 「J・アルフレッド・プルフロックの恋歌」における「観察」と「恋歌」(エピグラフから読む「観察」;プルフロックが隠したかったもの;「恋歌」をめぐって)
- 第2章 「ある婦人の肖像」における「音楽」と「絵画」(「室内楽曲」としての「ある婦人の肖像」;美術館としての「ある婦人の肖像」)
- 第3章 「前奏曲集」「風の夜の狂詩曲」における「視覚」と「聴覚」の役割—主としてワーグナーの「ライトモチーフ」から読む(「前奏曲集」における「ライトモチーフ」的技法の萌芽;「風の夜の狂詩曲」と映画「ファントマ」—「街灯」の「ライトモチーフ」)
- 第4章 『荒地』におけるワーグナーの三つの楽劇を中心として(タロット・カードの絵の役割とその特徴;『荒地』とワーグナーの三つの楽劇の「声」のポリフォニー)
- 第5章 モダンでクラシカルな「音景」—『荒地』と『春の祭典』の「騒音」をめぐって(「雷鳴」—緊張と未解決の「不協和音」;「鐘」—複調性的な「不協和音」;「機械音」—不均整なポリリズムの「不協和音」)
「BOOKデータベース」 より