ポストモダン・ニヒリズム

書誌事項

ポストモダン・ニヒリズム

仲正昌樹著

作品社, 2018.11

タイトル別名

Postmodern nihilism

ポストモダンニヒリズム

タイトル読み

ポストモダン・ニヒリズム

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内容説明・目次

内容説明

主体の叛乱(68年)から、記号の氾濫(ポストモダン)へ。「神」が去った、ニヒリズム時代。永劫回帰なシミュラークルの世界で、我々は、はたして、いかなる戦略が可能なのか?68年革命以降、思想界を覆った、ポストモダン。20世紀のマルクス主義における疎外論、物象化論、ファンタスマゴリー論から、ベンヤミン、アドルノなどフランクフルト学派第一世代、ドゥルーズやデリダなどポスト構造主義系の思想を結ぶ、記号・言語と(暴)力をめぐる問題系を鮮明にする。

目次

  • ポストモダン・ニヒリズムとは何か?
  • 第1部(ポストモダン社会における「労働」と「消費」と「記号」;スキゾ・キッズがニートになるまで ほか)
  • 第2部(“暴力=権力”に憑きまとう亡霊の正体?—ベンヤミン=デリダの法哲学とポストモダンの“正義”;複製技術時代における脱物象化の可能性—“ミメーシス”をめぐるベンヤミンとアドルノの差異 ほか)
  • 第3部(マルクス主義とポストモダンの「間」—現代思想における連続/不連続;「労働」という視点からの「理論/現実」 ほか)
  • 第4部(ハーバマスとデリダ—「言語行為」と「エクリチュール」をめぐるモダン/ポストモダンの鬩ぎ合い;「限界の哲学」とは?)

「BOOKデータベース」 より

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