ぼくの伯父さん : 長谷川四郎物語
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ぼくの伯父さん : 長谷川四郎物語
河出書房新社, 2018.11
- タイトル読み
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ボク ノ オジサン : ハセガワ シロウ モノガタリ
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注記
参考文献: p534-541
長谷川四郎略年譜: p546-555
内容説明・目次
内容説明
長谷川四郎は天衣無縫の芸術家だった。世界のどこへでも出かけていった。誰とでも親しく付き合った。枠にとらわれることなく悠々自在に活動した。小説だけでなく、詩を書き、絵を描き、童話や戯曲を書き、翻訳もたくさんした。戦前の解放感ただよう港町・函館で生まれ育ち、就職して満州に渡り、軍隊とシベリア抑留の日々を経て帰国、文学・芸術運動へ—。軽やかで、国際的な感覚に溢れ、今もなお新しい作家であり続ける長谷川四郎の魅力を、編集者として最も近い位置で併走した著者が描く。
目次
- 第1章 函館から満州、そしてシベリヤへ 一九〇九‐一九四九
- 第2章 『シベリヤ物語』『鶴』執筆の日々 一九五〇‐一九五三
- 第3章 新日本文学会に入ってみると… 一九五四‐一九五五
- 第4章 芸術は芸術運動から—記録芸術の会の渦中へ 一九五六‐一九五九
- 第5章 ベルリンの西と東—壁がなかった最後の年 一九六〇‐一九六一
- 第6章 ブレヒトを翻訳し、キューバへ行った 一九六二‐一九六四
- 第7章 十六年ぶりのシベリヤで詩人たちに会った 一九六五‐一九六七
- 第8章 マヤコフスキー、カフカと取りくみ、子ども向けの本も 一九六七‐一九七〇
- 第9章 詩が好きだ!コントも童話も 一九七一‐一九七二
- 第10章 芝居をやろう!木六会をたちあげる 一九七三‐一九七六
- 第11章 ころんでもなんのその、ひたすら前へ 一九七六‐一九八七
「BOOKデータベース」 より