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後宮の烏

白川紺子著

(集英社オレンジ文庫, [し1-10], [し1-13], [し1-15], [し1-17])

集英社, 2018.4-

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Title Transcription

コウキュウ ノ カラス

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Note

叢書番号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Volume

[1] ISBN 9784086801881

Description

後宮の奥深く、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという—。時の皇帝・高峻は、ある依頼のため烏妃の許を訪れる。この巡り合わせが、歴史を覆す禁忌になると知らずに。
Volume

2 ISBN 9784086802253

Description

後宮で生きながら帝のお渡りがなく、また、けして帝にひざまずくことのない特別な妃・烏妃。当代の烏妃として生きる寿雪は、先代の言いつけに背き、侍女を傍に置いたことに深く戸惑っていた。ある夜、後宮で起きた凄惨な事件は、寿雪が知る由もなかった驚愕の真実をもたらす、が—。烏妃をしばる烏漣娘娘とは何か?烏漣娘娘がおそれる「梟」とは一体誰なのか?
Volume

3 ISBN 9784086802673

Description

「梟」が残した羽根に、自らの行く末を重ねる寿雪。先代の戒めに反し夜明宮は孤独から遠ざかるも、寿雪自身は虚しさから逃れることが出来ずにいた。烏妃の元には、今宵も訪問者が絶えない。泊鶴宮での怪異は、やがて烏漣娘娘への信仰を脅かす『八真教』へと通じて?他方、高峻は烏妃を「烏」から解放する一筋の光明を見出し、半信半疑ながらも寿雪と共にあることを決め!?
Volume

4 ISBN 9784086803144

Description

今宵も、夜明宮には訪いが絶えない。泊鶴宮の蚕室で、大切な繭がなくなったという宮女…。一方、花娘を通じ城内での謎多き失せ物探しも舞いこんで!?烏妃を頼る者は日に日に増え、守るもののできた寿雪の変化に、言いようのない感情を抱く高峻。やがて二人は、真実眠る歴史の深部へ。鍵を握るのは名もなき幽鬼か、あるいは—。圧倒的中華幻想譚、待望の第四弾!!

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Details

  • NCID
    BB27391588
  • ISBN
    • 9784086801881
    • 9784086802253
    • 9784086802673
    • 9784086803144
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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