庭園思想と平安文学 : 寝殿造から

書誌事項

庭園思想と平安文学 : 寝殿造から

倉田実著

花鳥社, 2018.11

タイトル読み

テイエン シソウ ト ヘイアン ブンガク : シンデンズクリ カラ

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内容説明・目次

内容説明

『源氏物語』『枕草子』『うつほ物語』『伊勢集』『和泉式部集』ほか、王朝文学作品に描かれた様々な「庭」。貴族は庭に何を求めていたのか、史実と虚構から考察。庭園史や考古学の知見も得て作品中の庭を捉え、平安文学を読み解く。

目次

  • 1 神仙庭園から浄土庭園へ(『源氏物語』の神仙庭園「胡蝶」巻の六条院;『狭衣物語』の浄土寺院と浄土庭園—道長の法成寺と頼通の平等院の影)
  • 2 実在した寝殿造の庭(藤原敦忠「音羽山荘」の庭『伊勢集』の遣水の滝を詠む和歌;藤原頼通創建「高陽院」の池庭 ほか)
  • 3 平安朝女性文学と前栽(歌人の庭『伊勢集』から;家の女の庭『蜻蛉日記』から ほか)
  • 4 物語文学の庭(音楽の庭『うつほ物語』仲忠の三条京極邸;春秋優劣論の庭『源氏物語』の六条院 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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