聞き手行動のコミュニケーション学 Research on listenership in communication studies
著者
書誌事項
聞き手行動のコミュニケーション学 = Research on listenership in communication studies
(龍谷大学国際社会文化研究所叢書, 第24巻)
ひつじ書房, 2018.12
- タイトル読み
-
キキテ コウドウ ノ コミュニケーションガク
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注記
内容: 序章: 「聞き手行動をめぐる研究の背景」, 第1部: 理論の再考・新モデルの構築(「聞き手行動の「場の理論」による解釈)」-「聞き手行動が孕む二重の他者指向性」), 第2部: 制度的役割からの考察(「ずれた発話をどう「聞く」か」-「被疑者取調べにおいて「きく」(訊く/聞く)ということ」), 第3部: 社会・文化からの考察(「男女の会話の共創」-「ポライトネス方略を伴う評価提示発話に対する聞き手の「値踏み」行動を考える」), 終章: 「聞き手行動研究の可能性」, 執筆者紹介
2016年1月に開催したラウンド・テーブル(「〈聞く・聴く・訊く〉こと : 聞き手行動の再考」, 開催地: 龍谷大学深草キャンパス)をベースにした論文集
参考文献: 各論文末
索引: p315-319
収録内容
- 聞き手行動をめぐる研究の背景 / 難波彩子 [執筆]
- 聞き手行動の「場の理論」による解釈 : 二者会話における相互ひきこみの発話とうなずき / 植野貴志子 [執筆]
- 聞き手の参与枠組み再考 : 聞き手役割のモデル化の有用性 / 山口征孝 [執筆]
- 聞き手行動が孕む二重の他者指向性 : 漫才のツッコミから見る聞き手行動研究の射程 / 岡本雅史 [執筆]
- ずれた発話をどう「聞く」か : 授業内グループワークの参与者による「受け流し」 / 増田将伸 [執筆]
- グループの外の声を聞く : 大学英語授業内グループワークの相互行為分析から / 横森大輔 [執筆]
- リスナーシップとラポール形成 : まちづくりの話し合いのファシリテーターに着目して / 村田和代 [執筆]
- 「聞き手」のふるまいから裁判員裁判の評議を考える / 森本郁代 [執筆]
- 被疑者取調べにおいて「きく」(訊く/聞く)ということ : 人称とモダリティに注目して / 片岡邦好 [執筆]
- 男女の会話の共創 : リスナーシップとアイデンティティ / 難波彩子 [執筆]
- Melting the ice : 初対面会話における共鳴現象としての笑いの機能 / 井出里咲子, ブッシュネル・ケード [執筆]
- 「愚痴」に対する共感表明 : 「愚痴」の語り方と聞き手の反応の観点から / 釜田友里江 [執筆]
- ポライトネス方略を伴う評価提示発話に対する聞き手の「値踏み」行動を考える : 「微妙」を中心に / 首藤佐智子 [執筆]
- 聞き手行動研究の可能性 / 植野貴志子 [執筆]
内容説明・目次
目次
- 聞き手行動をめぐる研究の背景
- 第1部 理論の再考・新モデルの構築(聞き手行動の「場の理論」による解釈—二者会話における相互ひきこみの発話とうなずき;聞き手の参与枠組み再考—聞き手役割のモデル化の有用性;聞き手行動が孕む二重の他者指向性—漫才のツッコミから見る聞き手行動研究の射程)
- 第2部 制度的役割からの考察(ずれた発話をどう「聞く」か—授業内グループワークの参与者による「受け流し」;グループの外の声を聞く—大学英語授業内グループワークの相互行為分析から;リスナーシップとラポール形成—まちづくりの話し合いのファシリテーターに着目して;「聞き手」のふるまいから裁判員裁判の評議を考える;被疑者取調べにおいて「きく」(訊く/聞く)ということ)
- 第3部 社会・文化からの考察(男女の会話の共創—リスナーシップとアイデンティティ;Melting the ice—初対面会話における共鳴現象としての笑いの機能;「愚痴」に対する共感表明—「愚痴」の語り方と聞き手の反応の観点から;ポライトネス方略を伴う評価提示発話に対する聞き手の「値踏み」行動を考える)
- 聞き手行動研究の可能性
「BOOKデータベース」 より