紙が語る幕末出版史 : 『開版指針』から解き明かす

書誌事項

紙が語る幕末出版史 : 『開版指針』から解き明かす

白戸満喜子著

文学通信, 2018.12

タイトル別名

紙が語る幕末出版史 : 開版指針から解き明かす

タイトル読み

カミ ガ カタル バクマツ シュッパンシ : 『カイハン シシン』カラ トキアカス

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内容説明・目次

内容説明

和紙から洋紙へ、和本から洋本へ—書物の形態が変化するとき、人は何を考え何を目指すのか?これからの出版を考えるために編まれた資料『開版指針』の全貌を初紹介。文献記録としての分析に加え、マイクロスコープによる料紙観察という新たな書誌学的方法を提示する。書物の近代化は江戸時代からはじまっていた!

目次

  • 序論 新たな書誌学的方法で“蔭”の幕末出版史を解き明かす
  • 第1章 『開版指針』にみる幕末の書物事情(『開版指針』書誌事項;『開版指針』翻刻と解説;『開版指針』の構成)
  • 第2章 『開版指針』成立の背景(『開版指針』と他資料の比較;『開版指針』と筒井政憲;『開版指針』と蕃書調所 ほか)
  • 第3章 紙質にみる書物の多様性と近代化(料紙観察という方法;各種版本の調査結果;明治期の書物にみる料紙 ほか)
  • 結び 『開版指針』と書物の近代化—伏流の書誌学

「BOOKデータベース」 より

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