近代インドのエリートと民衆 : 民族主義・共産主義・非バラモン主義の競合

書誌事項

近代インドのエリートと民衆 : 民族主義・共産主義・非バラモン主義の競合

志賀美和子著

有志舎, 2018.12

タイトル別名

南インドにおける労働運動の研究 : 民族主義・共産主義・非バラモン主義との関係を中心に

民族主義共産主義非バラモン主義の競合

タイトル読み

キンダイ インド ノ エリート ト ミンシュウ : ミンゾク シュギ・キョウサン シュギ・ ヒ バラモン シュギ ノ キョウゴウ

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注記

学位請求論文「南インドにおける労働運動の研究 : 民族主義・共産主義・非バラモン主義との関係を中心に」(東京大学, 2005年提出) を改稿したもの

文献一覧: p317-343

内容説明・目次

内容説明

動員されるだけの民衆から、自立し要求する民衆へ。指導するだけのエリートから、民衆の要求を政策化するエリートへ。サバルタン研究が曖昧なまま置き去りにしてしまった民衆を、エリートとの双方向的関係から改めてとらえ直す。

目次

  • エリートと民衆—インド近代史研究における議論と問題点
  • 第1部 エリートと民衆の出会い(民族主義と非バラモン主義;労働者の覚醒)
  • 第2部 エリートと民衆の交流(共産主義の流入と受容;秘密組織と合法的大衆組織;混乱の時代—共産主義勢力の分裂;中央から地方へ—行動プログラム決定権の移動と現実路線の確立;労働者リーダーの誕生)
  • 第3部 エリートと自立にむかう民衆(マドラス州会議派政権の誕生;労働者の自立と会議派の変質)
  • 「周縁」から見るインド史の構築にむけて

「BOOKデータベース」 より

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