バリント入門 : その理論と実践
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バリント入門 : その理論と実践
金剛出版, 2018.11
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Michael Balint : object relations pure and applied
マイケルバリント
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バリント ニュウモン : ソノ リロン ト ジッセン
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バリント入門 その理論と実践
2018.11.
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バリント入門 その理論と実践
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Note
監訳: 細澤仁, 筒井亮太
文献: p241, pvii-ix
マイケル・バリント:著作目録: pxi-xv
索引: pi-vi
Description and Table of Contents
Description
本書は、精神分析独立派の代表的論者であるハロルド・スチュワートらによって執筆されたバリントについての解説書である。第1部では、スチュワートがバリントの主たる四部作および論文「外傷と対象関係」「精神分析訓練と教育分析」を概観し、内外からの批判とその反論を著している。ここでは純粋精神分析についてのバリントの仕事に初めて触れる読者や知識を整理したい中堅に向けて書かれている。とりわけ第六章は、ウィニコットやカーン、サザーランドなどのほかの分析家との対照点や相違点を洗い出し、ボラスのような現代的な臨床家へのつながりを検討しており、この書の白眉と言える論考であろう。第2部では、『6分間対話療法』や『医療における精神療法の技法』などのバリントのほかの書物に触れ、精神分析の他領域での応用を検討している。「日常臨床」への応用場面や一般臨床での訓練についても言及しており、バリントの応用精神分析の仕事についての解説となっている。
Table of Contents
- 第1部 精神分析(『一次愛と精神分析技法』(一九五二);『人間の快感と行動における問題』(一九五六);『スリルと退行』(一九五九);『治療論からみた退行:基底欠損の精神分析』(一九六八);外傷理論と精神分析の教育;批判とさらなる発展)
- 第2部 応用精神分析(応用精神分析;一般開業医の訓練要綱(ロバート・ゴスリング);一般開業医の訓練と精神分析(ロバート・ゴスリング);変化の瞬間(アンドリュー・エルダー))
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