忖度と官僚制の政治学
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忖度と官僚制の政治学
青土社, 2018.12
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ソンタク ト カンリョウセイ ノ セイジガク
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忖度と官僚制の政治学
2018.12.
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忖度と官僚制の政治学
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参考文献: 巻末pvi-xxvii
Description and Table of Contents
Description
中立的なものこそ政治的である。現代を読み解くための政治思想。なぜ文書は改ざんされたのか。なぜ官僚は忖度するのか。官僚制をめぐる問題とその背景を、たんなる時事問題としてではなく、日本の空気や感情論としてでもなく、政治学の問いとして考える。ウェーバー、シュミット、アーレント、キルヒハイマー、ハーバーマス、グレーバーを深く「読み」、いま「使う」ために。
Table of Contents
- 今日の文脈
- 1 文書主義(官僚制と文書—バルザック・ウェーバー・グレーバー)
- 2 「決められない政治」とカリスマ(脱官僚と決定の負荷—政治的ロマン主義をめぐる考察;「決められない政治」についての考察—カール・シュミット『政治的ロマン主義』への注釈;カリスマと官僚制—マックス・ウェーバーの政治理論へのイントロダクション)
- 3 合理性とアイヒマン(合理性と悪;フォン・トロッタの映画『ハンナ・アーレント』—ドイツの文脈;五〇年後の『エルサレムのアイヒマン』—ベッティーナ・シュタングネトとアイヒマン研究の現在)
- 4 動員と「なんちゃらファースト」(テクノクラシーと参加の変容;「なんちゃらファースト」と悪)
- 5 キャッチ・オール・パーティと忖度(官僚主導のテクノクラシー—キルヒハイマーの「キャッチ・オール・パーティ」再論;忖度の政治学—アカウンタビリティの陥穽)
- 中立的なものこそ政治的である
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