反転する福祉国家 : オランダモデルの光と影
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書誌事項
反転する福祉国家 : オランダモデルの光と影
(岩波現代文庫, 学術 ; 398)
岩波書店, 2019.1
- タイトル別名
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反転する福祉国家 : オランダモデルの光と影
- タイトル読み
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ハンテンスル フクシ コッカ : オランダ モデル ノ ヒカリ ト カゲ
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注記
参考文献: p245-263
政権一覧(1982-2018年): 巻末p1-3
オランダ下院議員選挙結果(1981-2017年): 巻末p4
2012年刊行の単行本 (岩波書店刊) に若干の修正を行い、巻末資料をアップデートして文庫化したもの (「現代文庫版あとがき」による)
内容説明・目次
内容説明
オランダモデルと言われる雇用・福祉改革が進展し、「寛容」な国として知られてきたオランダ。しかし、そこでは移民・外国人の「排除」の動きも急速に進行していた。この対極的に見える現実の背後には、いったいどのような論理が潜んでいるのか。排外主義とポピュリズムの時代を先取りしたオランダの経験から、現代世界の困難を抽出した一冊。
目次
- 第1章 光と影の舞台—オランダ型福祉国家の形成と中間団体(現代政治の歴史的文脈;オランダにおける「保守主義型福祉国家」の成立 ほか)
- 第2章 オランダモデルの光—新たな雇用・福祉国家モデルの生成(大陸型福祉国家の隘路;福祉国家改革の開始 ほか)
- 第3章 オランダモデルの影—「不寛容なリベラル」というパラドクス(移民問題とフォルタイン;フォルタイン党の躍進とフォルタイン殺害 ほか)
- 第4章 光と影の交差—反転する福祉国家(福祉国家改革と移民;脱工業社会における言語・文化とシティズンシップ)
「BOOKデータベース」 より