昭和の東京12の貌
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昭和の東京12の貌
(文春新書, 1200)
文藝春秋, 2019.1
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ショウワ ノ トウキョウ 12 ノ カオ
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Description and Table of Contents
Description
昭和39年の東京五輪開催を契機に日本の首都は大きく生まれ変わった。あれから50年余り、東京の街はどのように姿を変えていったのか。気鋭のノンフィクション作家らが描く東京の街にまつわる12の物語。
Table of Contents
- 東京五輪“負の遺産” 首都高とモノレール—五輪に間に合わせた急ごしらえの代償(古市憲寿)
- 佃 タワマンと神事に則る祭り—昔ながらの下町と超高層ビルが共存する(中原一歩)
- 銀座 消えた銀座警察—見栄と風儀と痩せ我慢の街に押し寄せた時代の波(清武英利)
- 谷根千 下町と観光地の狭間で—地域雑誌の創刊者が「近所」の意味を問い直す(森まゆみ)
- ひばりが丘 最先端団地の「夢の跡」—皇太子夫妻も視察された、庶民の憧れの存在(奥野修司)
- 秋葉原 電気街の六つの地層—家電、外国人、アイドル…姿を変え続ける街(神田憲行)
- 山谷 「日雇い労働者の町」は変貌した—ドヤ街は戦後の浮浪者を救うために誕生した(水谷竹秀)
- 夢の島 悪臭の山から緑の森へ—高度経済成長の負の象徴はいかに再生したか(福田ますみ)
- 永田町 「権力の三角地帯」は空洞化した—TBR、パレ、十全。政治を動かした三つのビル(常井健一)
- 吉原 元祖風俗ライターが棲んだ街—浅草吉原遊郭街に集った酔狂な「アスビ人」たち(小野一光)
- 福生 「70年代の青春」の残り香—基地の町で若者文化を支えた米軍ハウス(三山喬)
- 足立区 高度成長を下支えして—社会的弱者が流れ込む地域は日本の縮図だ(八木澤高明)
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