院政期武士社会と鎌倉幕府

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院政期武士社会と鎌倉幕府

川合康著

吉川弘文館, 2019.2

タイトル読み

インセイキ ブシ シャカイ ト カマクラ バクフ

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注記

第1部・第3部はJSPS科研費JP15520408, JP19520578, JP23520833の助成による研究成果を含む

参考文献あり

索引: 巻末p1-15

内容説明・目次

内容説明

鎌倉幕府の成立にはいかなる歴史的前提があったのか。院政期の中央と地方を結ぶ広域的な東国武士の移動とネットワークに着目し、治承・寿永内乱期の戦争の実態と地域社会の動向を解明。さらに、内乱を経て成立する鎌倉幕府と、それを支えた武士社会が変容する過程を検証する。院政期武士社会の連続性と非連続性から鎌倉幕府成立を捉え直す意欲作。

目次

  • 鎌倉幕府・戦争・『平家物語』
  • 第1部 院政期武士社会のネットワーク(中世武士の移動の諸相—院政期武士社会のネットワークをめぐって;横山氏系図と源氏将軍伝承;鎌倉街道上道と東国武士団—秩父氏のネットワークと鎌倉幕府)
  • 第2部 内乱期の地域社会と武士(和泉国久米田寺と治承・寿永の内乱;生田の森・一の谷合戦と地域社会;中世前期の戦争と在地社会)
  • 第3部 鎌倉幕府の成立と武士社会の変容(内乱期の軍制と都の武士社会;鎌倉幕府研究の現状と課題;鎌倉幕府の草創神話—現代人をも拘束する歴史認識)
  • 補論 鎌倉幕府の成立時期を再検討する

「BOOKデータベース」 より

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