台湾外交の形成 : 日華断交と中華民国からの転換
著者
書誌事項
台湾外交の形成 : 日華断交と中華民国からの転換
名古屋大学出版会, 2019.1
- タイトル別名
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戦後日中台関係とその政治力学 : 台湾をめぐる国際関係
- タイトル読み
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タイワン ガイコウ ノ ケイセイ : ニッカ ダンコウ ト チュウカ ミンコク カラ ノ テンカン
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注記
博士論文「戦後日中台関係とその政治力学 : 台湾をめぐる国際関係」(筑波大学, 2002.3) を軸に、その前後に執筆した論文を大幅に書き直したもの
参考文献: 巻末p6-26
内容説明・目次
内容説明
安全保障をめぐる米国との交渉、国連の中国代表権問題、日中国交回復とその裏での対日断交などを台湾側の動向を軸にたどり、「一つの中国」という原則と国際社会での存続とのあいだでなされてきた蒋介石以来の模索を跡づける。今日の台湾外交の真の根源を浮き彫りにする画期的著作。
目次
- 「現状維持」を生み出すもの
- 台湾の中華民国外交の特徴
- 一九五〇年代の米台関係と「現状維持」をめぐるジレンマ
- 一九六一年の中国代表権問題をめぐる米台関係
- 政経分離をめぐる日中台関係の展開
- 一九六〇年代の日華関係における外交と宣伝工作
- 中華民国の国連脱退とその衝撃
- 日華断交のとき 一九七二年
- 外交関係なき「外交」交渉
- 中華民国外交から台湾外交へ
- 「現状維持」の再生産と台湾外交の形成
「BOOKデータベース」 より