平和のために戦争を考える : 「剥き出しの非対称性」から
著者
書誌事項
平和のために戦争を考える : 「剥き出しの非対称性」から
(叢書インテグラーレ, 017)
丸善出版, 2019.1
- タイトル別名
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平和のために戦争を考える : 剥き出しの非対称性から
- タイトル読み
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ヘイワ ノ タメ ニ センソウ オ カンガエル : 「ムキダシ ノ ヒタイショウセイ」カラ
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注記
注と文献: 各章末
索引: p173-175
内容説明・目次
内容説明
戦争には、武装し暴力を行使できる者とそうではない者が存在し、テロや人質殺害などの悲劇的状況においても、命の価値の極端な不均衡—「剥き出しの非対称性」が生じている。命の危機を目の前にして、なんらかの意思決定と行動を迫られる極限の状況で、「より少ない悪」を選ぶことは可能なのだろうか。本書では、戦闘用ドローンや子ども兵士など、現代に横たわる「戦争の悪」などについても取り上げる。思考と実践を繋ぐ応用倫理学の視点から、「悪」をどう考え、どう向き合うのか、平和に向けあらたな視座を提示する一冊。
目次
- 第1章 「戦争を考える」ということ
- 第2章 「平和」、「戦争」、「剥き出しの非対称性」
- 第3章 武力紛争の諸相
- 第4章 子ども兵士と「道徳的罠」
- 第5章 自殺攻撃の許容可能性
- 第6章 人質と殺害の暴力
- 第7章 ドローンと「倫理的」な攻撃
- 第8章 防衛産業と人々の保護
- 第9章 道徳的運と「より少ない悪」
「BOOKデータベース」 より