悲観する力
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書誌事項
悲観する力
(幻冬舎新書, 538)
幻冬舎, 2019.1
- タイトル読み
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ヒカン スル チカラ
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内容説明・目次
内容説明
悲観とは「物事は予測や予定どおりには運ばない」と考えること。本書で伝えたいのは、この「思わぬこと」に対する考察の重要性だ。重大な過ちを繰り返すことへの歯止めは悲観することしかない。「機械は必ず壊れる」「人間は必ず誤操作する」という工学の設計には当たり前のフェールセーフの思想が、人間の心理や感情には決定的に不足している。エラーの想定が不充分なのだ。もちろん単なる心配や諦めは悲観ではない。「これでは駄目かもしれない」と思ったら次にどう対策するのか。豊かな社会ゆえの楽観を排し、有効な悲観の技術を伝授する。
目次
- 第1章 心配性で助かった
- 第2章 あまりにも楽観的な人々
- 第3章 正面から積極的に悲観する
- 第4章 冷静な対処は悲観から生まれる
- 第5章 過去を楽観し、未来を悲観する
- 第6章 期待と願望はほとんど意味がない
- 第7章 悲観できなくなるまで準備する
「BOOKデータベース」 より