蓮田善明戦争と文学
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蓮田善明戦争と文学
論創社, 2019.1
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Hasuda Zenmei
蓮田善明 : 戦争と文学
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ハスダ ゼンメイ センソウ ト ブンガク
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蓮田善明年譜: p317-318
Description and Table of Contents
Description
三島由紀夫の精神的な「父」。敗戦時、隊長を撃ち拳銃自決した「ますらをぶり」の文人。初の本格蓮田善明論!
Table of Contents
- いまだ「解禁」されざるもののために—保田與重郎と三島由紀夫と蓮田善明
- 文学者の戦争—玉井伍長(火野葦平)と蓮田少尉
- 教育者・蓮田善明の「転向」付・二つの宣長論と二つの公定思想
- 文学(一)詩、短歌、俳句—趣味の自己統制
- 文学(二)古典論—大津皇子へ 付・キルケゴールと保田與重郎
- 内務班 帝国軍隊の理念と現実 付・杉本少佐と村上少尉
- 戦地(一)聖戦の「詩と真実」
- 戦地(二)「山上記」または美と崇高と不気味なもの
- 戦地(三)「詩の山」の『古今集』、または古典主義と浪曼主義
- 戦地(四)晏家大山と伊東静雄「わがひとに与ふる哀歌」
- 戦地(五)晏家大山または山巓のニーチェ
- 戦地(六)詩と小説の弁または戦場のポスト・モダン
- 文学(三)表象の危機から小説『有心』へ
- 文学(四)小説『有心』と『鴨長明』、または詩と隠遁
- 文学(五)小説『有心』—生の方へ、温かいものの方へ
- 文学(六)『有心』の三層構造—冷たいもの/温かいもの/熱いもの
- 文学(七)謎解き『有心』—再び「死=詩」の方へ
- 文学(八)「文藝文化」と危機の国学 付・三島由紀夫と安田與重郎
- 最期の蓮田善明—非転向者の銃口
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