隔離 : 故郷を追われたハンセン病者たち
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隔離 : 故郷を追われたハンセン病者たち
(岩波現代文庫, 社会 ; 312)
岩波書店, 2019.2
増補
- タイトル別名
-
隔離 : らいを病んだ故郷の人たち
増補隔離 : 故郷を追われたハンセン病者たち
隔離 : らいを病んだ故郷の人たち
- タイトル読み
-
カクリ : コキョウ オ オワレタ ハンセンビョウシャ タチ
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注記
初版: 『隔離-らいを病んだ故郷の人たち』(1982年ゆみる出版刊)
解説: 宮坂道夫
参考文献: p392
内容説明・目次
内容説明
家族からも故郷に帰ることは勿論、連絡をすることも拒絶されることが多かった、元ハンセン病患者たち。社会から、生きることから「隔離」された彼らに深い共感を抱き続けた著者が、若いころからライフワークとして一人一人の話を聞いた貴重な記録。らい予防法が廃止され、国が謝罪をしても、彼らの苦しみが終わったわけではない。アンケートにより集めた高齢になった彼らの今の思い、著者の論考「隔離の中の医療」を新たに収録した増補版。
目次
- 序 理由のないものに刻まれる生
- 1 収容の日
- 2 らいを病んだ母
- 3 戦争とらい
- 4 島での生活
- 5 発電所のある村—らいを病んだ故郷の人たち
- 聞き書きを終えて
- らい者は今日も故郷を想う—一九九一年
- 続く故郷の拒絶—二〇〇一年
- 終焉期に聞こえる声—二〇一七年、ハンセン病療養所入所者へのアンケートハガキから
- 隔離の中の医療
「BOOKデータベース」 より