渡来人と帰化人
著者
書誌事項
渡来人と帰化人
(角川選書, 614)
KADOKAWA, 2019.2
- タイトル読み
-
トライジン ト キカジン
大学図書館所蔵 件 / 全94件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
主要参考文献: p299-310
内容説明・目次
内容説明
歴史の教科書は「帰化人」を「渡来人」と言い換えて、彼らを古代「日本」への移住者・定住者と説明してきた。しかしそれでは、古代社会の実像から大きくかけ離れてしまう。古代史料に即して「渡来」と「帰化」の意味や違いを捉え直し、渡来人を“移動者”と再定義。“移動”をキーワードに、現代「日本」と繋がりつつも、異質で多様な古代の「倭」「日本」の姿、国際社会と密接に結びついて動く古代列島社会の姿を浮き彫りにする。
目次
- プロローグ—渡来人・帰化人・日本人
- 1 「帰化人」か「渡来人」か
- 2 中国大陸から倭人の国へ
- 3 大王と地域首長と渡来人・渡来文化
- 4 支配思想・支配方式の渡来文化
- 5 帰化人誕生の国際環境
- 6 渡来系氏族の変質と「帰化」の転換
- エピローグ—「渡来」と「帰化」と「日本史」
「BOOKデータベース」 より