平安朝文学論 : 表象と強度

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平安朝文学論 : 表象と強度

葛綿正一著

翰林書房, 2019.1

タイトル読み

ヘイアンチョウ ブンガクロン : ヒョウショウ ト キョウド

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内容説明・目次

内容説明

古典研究の可能性とは何か。『伊勢物語』から『太平記』まで、平安京が生み出した言語表象を辿り、それぞれの特異性を浮かび上がらせる横断的試論。

目次

  • 第1部 文学史論:風景・内面・音声(平安朝文学史の諸問題—和文の創出と文学の成立)
  • 第2部 平安朝文学論のために:反復・ノイズ・鬱屈(大津皇子と在原業平—反復の問題;蜻蛉日記と音声的世界の発見—ノイズへの感性;枕草子と差別化の戦略—文芸の社会学;来るべき枕草子研究のために—機械の詩学;うつほ物語と三宝絵—知の基盤;うつほ物語と栄花物語—情の様相;うつほ物語と今昔物語集—建築への意思;平安後期物語論—熱狂と鬱屈;栄花物語の方法、大鏡の方法—時間と空間)
  • 第3部 中世文学論のために:享楽と不気味なもの(将門記のメタファー—雷の文学誌;平家物語と日付の問題—叙事詩論;とはずがたり論—「みどり子」と言葉;太平記と知の形態—享楽・座談・解釈;太平記と知の形態・続—解釈・問答・享楽;反=鎮魂論—能の原理に関する試論;説経節の構造—不気味なものをめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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