幽囚回顧録
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幽囚回顧録
(中公文庫, [い-130-1])
中央公論新社, 2019.2
- タイトル読み
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ユウシュウ カイコロク
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注記
底本: 秋田書店 1966年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
インドネシアの軍政下で自治を認め、ラバウルでは自給自足を実現し、リベラル派で知られる軍人が理不尽な戦争裁判に立ち向かう。オランダ法廷では無罪になったが、オーストラリアの法廷では禁固十年が宣告されていたため、東京に送還されるも、部下と命運をともにしたいとマヌス島の刑務所に残留した。巻末に伊藤正徳のエッセイを収録。
目次
- 第1部 ラバウル幽囚録(戦い終る;豪陸軍刑務所;散りたる若ざくら;豪軍の判決)
- 第2部 ジャワ裁判の記録(オランダ軍蘭印刑務所;インドネシア自爆隊員;チビナン監獄の窃盗中隊;霊前にそなえる;オランダ軍軍事裁判;裁判の記録(陳述書);裁判の記録(弁護弁論と再審裁判);死刑から無罪へ(判決))
- 第3部 マヌス島回想録(マヌス島豪海軍刑務所;望郷の歌(マヌス島の南東四百キロにある、ラバウル時代の回想);獄内の戦友愛;反省録;スカルノ大統領の回想;戦争裁判の概観(あとがき))
- 及第した陸軍大将—今村均は死刑を免かれた(伊藤正徳)
「BOOKデータベース」 より