生理用品の社会史
著者
書誌事項
生理用品の社会史
(角川文庫, 21474)
KADOKAWA, 2019.2
- タイトル別名
-
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
-
セイリ ヨウヒン ノ シャカイシ
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注記
その他のタイトルはブックジャケットによる
「生理用品の社会史 : タブーから一大ビジネスへ」 (ミネルヴァ書房 2013年刊) の改題・改稿
ブックジャケットのシリーズ番号: J127-1
引用・参考文献: p250-259
生理用品関連年表: p260-264
内容説明・目次
内容説明
日本女性の生活を大きく変えた画期的な商品「アンネナプキン」。その誕生は、ほんの50年ほど前のことである。女性の社会進出を支えた商品開発の裏には、一人の女性経営者の一筋縄ではいかないドラマがあった—。植物、絹、脱脂綿、ビクトリヤなど、不便で不快だった古い経血処理の方法から、欧米ほどタンポンの使用が普及しなかった理由まで。一大ビジネスへと発展した、女性史にとどまらない日本社会の変遷を明らかにする。
目次
- 第1章 ナプキンがなかった時代の経血処置—植物から脱脂綿まで(太古は植物、貴族は絹;『婦人衛生雑誌』はなぜ月経を重視したのか ほか)
- 第2章 生理用品の進化を阻んだ月経不浄視—「血の穢れ」の歴史(世界各地に見られた月経タブー;宗教と月経タブー ほか)
- 第3章 生理用品が変えた月経観—アンネナプキンの登場(黒いゴム引きパンツと脱脂綿;アメリカからきた生理用品—コーテックス ほか)
- 第4章 今日の生理用品—ナプキンをめぐる“イデオロギー”(使い捨てナプキンの付加価値;メーカーの開発競争 ほか)
「BOOKデータベース」 より