愛と怒りの行動経済学 : 賢い人は感情で決める
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書誌事項
愛と怒りの行動経済学 : 賢い人は感情で決める
(ハヤカワ文庫, NF535)
早川書房, 2019.1
- タイトル別名
-
Feeling smart : why our emotions are more rational than we think
- タイトル読み
-
アイ ト イカリ ノ コウドウ ケイザイガク : カシコイ ヒト ワ カンジョウ デ キメル
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注記
原註: 巻末p1-8
内容説明・目次
内容説明
行動経済学ではこれまで、愛や怒り、ねたみという感情は予測可能だが不合理なものとされてきたが、この見方は悲観的に過ぎた。感情は実は合理的なものであり、さまざまな利益をもたらしてくれるのだ。ゲーム理論と進化論とに注目、「意外と賢い感情」の実例をさまざまな実験と自らのコミュニティーでの出来事に照らして、ビビッドに説き明かす。歴代ノーベル経済学賞受賞者が絶賛する行動経済学の新たな収穫。
目次
- 第1部 怒りとコミットメント(悩むことにはどんな意味があるのか—コミットメントを作り出すメカニズムとしての感情;なぜわれわれは、残酷な仕打ちをする相手に惹かれるのか—ストックホルム症候群とナチスの教師の話 ほか)
- 第2部 信頼と寛大(汚名と信頼のゲーム—なぜハチは自殺したのか;自己成就不信 ほか)
- 第3部 愛と性(愛を与えてくれるスプレー—信頼を生み、不信を消すホルモン;男と女と進化—神話を検証する ほか)
- 第4部 楽観主義、悲観主義、集団行動(なぜわれわれはこれほどネガティブなのか—感情の算数;傲慢と謙虚—ノルウェーの教授の症候群 ほか)
- 第5部 合理性、感情、遺伝子(不合理な感情;生まれか育ちか—合理的感情の源はどこにあるのか)
「BOOKデータベース」 より