新冷戦時代の超克 : 「持たざる国」日本の流儀
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新冷戦時代の超克 : 「持たざる国」日本の流儀
(新潮新書, 801)
新潮社, 2019.2
- タイトル別名
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新冷戦時代の超克 : 持たざる国日本の流儀
- タイトル読み
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シンレイセン ジダイ ノ チョウコク : モタザル クニ ニホン ノ リュウギ
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内容説明・目次
内容説明
湧きあがる自国中心主義、米中露など大国による覇権争い—世界は今、新冷戦時代へと突入、そのフロントは朝鮮半島から対馬海峡に移りつつある。成長と繁栄を支えてきた資本主義と民主主義さえ先行きが危ぶまれる状況下、「持たざる国」日本が生き延びる道はどこにあるのか。戦後冷戦史と近代一五〇年の構造を大胆に捉え直し、私たちはどう生きるのかを示す、「危機が慢性化して下り坂を転げる時代」の必読書。
目次
- 第1章 世界はどこへ向かうのか…新冷戦の時代(イデオロギーに拠らない冷戦;保有しても使ってはいけない兵器 ほか)
- 第2章 日本はどう生き延びるか…二〇二〇年後のカオス(半島統一への長い駆け引き;冷戦のフロントとなる日本 ほか)
- 第3章 民主主義と資本主義は続くのか…加速の果ての静止(若者の虚無主義;自由主義と民主主義の不可分性 ほか)
- 第4章 近代一五〇年とは何だったのか…「日本的」という呪縛(「明治一〇〇年」との決定的相違;国家繁栄の要因は人口増 ほか)
- 第5章 私たちはどう生きるか…「無の時代」の作法(世界史における四段階;長谷川如是閑の「実在主義」 ほか)
「BOOKデータベース」 より