日本の近代美術とドイツ : 『スバル』『白樺』『月映』をめぐって

書誌事項

日本の近代美術とドイツ : 『スバル』『白樺』『月映』をめぐって

野村優子著

(九州大学人文学叢書, 14)

九州大学出版会, 2019.3

タイトル別名

日本の近代美術とドイツ : スバル白樺月映をめぐって

タイトル読み

ニホン ノ キンダイ ビジュツ ト ドイツ : 『スバル』『シラカバ』『ツクハエ』オ メグッテ

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注記

学位論文「近代日本のドイツ美術受容 : 文芸雑誌『スバル』『白樺』『月映』をめぐって」 (九州大学, 2017) に加筆修正を加えたもの

参考文献: p225-236

内容説明・目次

内容説明

美術批評の誕生と木版画の再興。高村光太郎「緑色の太陽」のドイツ語多用問題を出発点に、文芸雑誌を手がかりとして、思想と実践の両面から、日本近代美術におけるドイツ受容の道程を辿る。

目次

  • 序章(高村光太郎「緑色の太陽」を出発点として;近代日本とドイツ ほか)
  • 第1章 『スバル』—日本近代美術批評の誕生(「緑色の太陽」;明治末期の美術界と文学界 ほか)
  • 第2章 ドイツ人美術批評家—マイアー=グレーフェの『近代芸術発展史』(ドイツ人美術批評家への憧れ;マイアー=グレーフェの『近代芸術発展史』)
  • 第3章 『白樺』—マイアー=グレーフェの『ゴッホ論』と武者小路実篤のゴッホ受容(『白樺』のドイツ近代美術受容;『白樺』のゴッホ受容 ほか)
  • 第4章 『月映』—近代日本の前衛美術受容と恩地孝四郎(一九一〇年代美術雑誌に見るドイツ美術受容;近代日本の前衛美術受容 ほか)
  • 終章(「生の芸術」論争と「絵画の約束」論争;「美術著述家」およびドイツ美術受容者の再評価 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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