カタリナ・シュッツ・ツェル : 16世紀の改革者の生涯と思想
著者
書誌事項
カタリナ・シュッツ・ツェル : 16世紀の改革者の生涯と思想
一麦出版社, 2018.12
- タイトル別名
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Katharina Schütz Zell : the life and thought of a sixteenth‐century reformer
カタリナシュッツツェル : 16世紀の改革者の生涯と思想
- タイトル読み
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カタリナ シュッツ ツェル : 16セイキ ノ カイカクシャ ノ ショウガイ ト シソウ
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注記
原著"Katharina Schütz Zell" vol.1, "The life and thought of a sixteenth‐century reformer"(Brill, 1999)の翻訳
監訳: 南純
参考文献: p465-473
内容説明・目次
内容説明
ラテン語を習得した男性の改革者ではなく、女性信徒改革者の視点と言葉から、会衆席の側から、宗教改革が進みつつあったストラスブールの街と人々の緊迫した様子を描く。この“平凡”な女性が、宗教改革を広い視野で見渡すことのできる「のぞき窓」なのである。E.A.マッキーが、カタリナの「ゴーストライター」となりきり、16世紀ヨーロッパの注目すべき女性改革者の物語が語られる!
目次
- 第1部 16世紀の改革者の生涯(若き日のカタリナ;プロテスタント宗教改革の到来とパートナーシップの誕生;カタリナ・シュッツとマテウス・ツェルの結婚—春の協力関係;変化する環境の中での共同作業—夏、そして秋の日々;冬—悲嘆と荒廃;ただキリストのみ、無党派人;闘う教会の母、第一世代の証人;最後の事態—最後まで辛抱強く、信仰的に)
- 第2部 カタリナ・シュッツ・ツェルの思想(信徒改革者の聖書的世界;敬虔なプロテスタント信徒の基本的な神学;カタリナ・シュッツ・ツェルの敬虔—活動する実践神学者;物語ることと著作すること—著作者と歴史家カタリナ・シュッツ・ツェル;カタリナ・シュッツ・ツェルの思想における女性、信徒、言語;カタリナ・シュッツ・ツェルの肖像—彼女の自己理解と同時代人たちの見方)
「BOOKデータベース」 より