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創造された「故郷」 : ケーニヒスベルクからカリーニングラードへ

ユーリー・コスチャショーフ著 ; 橋本伸也, 立石洋子訳

岩波書店, 2019.2

タイトル別名

Создавая родину на чужбине : от Кёнигсберга к Калининграду

Creating a homeland in a foreign land : from Königsberg to Kaliningrad

創造された故郷 : ケーニヒスベルクからカリーニングラードへ

タイトル読み

ソウゾウ サレタ「コキョウ」 : ケーニヒスベルク カラ カリーニングラード エ

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注記

その他のタイトルは標題紙裏による

内容説明・目次

内容説明

第2次世界大戦の結果、東プロイセンのドイツ人は追放され、ソ連各地から来た移住者が新しい都市を建設することになった。廃墟のなかに「外国の息吹」を感じ、街の歴史に関心を抱く人びと。しかし、1945年以前の歴史を問うことは許されない。過去を抹消しようとする権力と、「わが故郷」への愛着を育みはじめた人びとの相克。冷戦終結後、開放された街にドイツ人たちが到来し、新旧の住人たちが出会うことになる—。

目次

  • 第1部 ケーニヒスベルクの時代(ピョートル大帝からロシア革命まで;ロシア革命から第二次世界大戦まで)
  • 第2部 カリーニングラード州の成立(第二種立入禁止地区;残留ドイツ人;ソヴィエトの移住者たち—カリーニングラード州への大規模移住;スターリンのカリーニングラード州建設計画)
  • 第3部 スターリニズム末期のカリーニングラード(新たな都市 新たな生活—移住者たちの日常生活;戦後カリーニングラード州農村の日常生活;ドイツ人のドイツへの強制移住;戦後、スターリン期における「プロイセン的精神の追放」のための闘い)
  • 第4部 ポスト・スターリン期のカリーニングラード(ポスト・スターリン期の記憶政治;ペレストロイカとその後—カリーニングラードの開放)
  • 結語 遺産はいかに扱われたのか—結論に代えて

「BOOKデータベース」 より

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