石牟礼道子 : 苦海浄土 : 悲しみのなかの真実

書誌事項

石牟礼道子 : 苦海浄土 : 悲しみのなかの真実

若松英輔著

(NHK「100分de名著」ブックス)

NHK出版, 2019.1

タイトル別名

Kugai Jōdo

タイトル読み

イシムレ ミチコ : クガイ ジョウド : カナシミ ノ ナカ ノ シンジツ

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注記

「NHK100分de名著」において、2016年9月に放送された「石牟礼道子『苦海浄土』」のテキストを底本として加筆・修正し、新たにブックス特別章「『椿の海の記』の世界 : 語らざる自然といのちの文学」、ブックリストなどを収載したもの

タイトルは奥付による

石牟礼道子 略年譜: p[142]

ブックリスト: p166-169

内容説明・目次

内容説明

世界に例をみないほど大規模な公害問題、水俣病。その被害者である漁民たちの運動や、患者たちの苦悩・希望を克明に描いた『苦海浄土』は、二十世紀の日本文学を代表する作品であり続けている。小説やノンフィクションといった既存のジャンルにおさまらないこの作品を、作者である石牟礼道子は、現代詩の枠組みを超えた「新しい『詩』」であると言った。『苦海浄土』の言葉と、私たちはいかに向き合うことができるのか?

目次

  • はじめに 『苦海浄土』とは何か
  • 第1章 小さきものに宿る魂の言葉
  • 第2章 近代の闇、彼方の光源
  • 第3章 いのちと歴史
  • 第4章 終わりなき問い
  • ブックス特別章 『椿の海の記』の世界—語らざる自然といのちの文学
  • ブックリスト—石牟礼道子の宇宙を読む

「BOOKデータベース」 より

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