書誌事項

ラテン中世の興隆

(平凡社ライブラリー, 879, 881 . 中世思想原典集成 / 上智大学中世思想研究所編訳・監修||チュウセイ シソウ ゲンテン シュウセイ ; 精選3-4)

平凡社, 2019.3-2019.5

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タイトル別名

Corpus fontium mentis medii aevi

タイトル読み

ラテン チュウセイ ノ コウリュウ

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注記

中世思想原典集成(1992-2002年平凡社刊)を基に精選・再編集

収録作品底本および参照文献: 1 p624-627, 2 p613-617

内容説明・目次
巻冊次

1 ISBN 9784582768794

内容説明

カロリング・ルネサンスに屹立する清新な形而上学雄篇。スコラ学の祖アンセルムス、世俗権力と教権の相克の中、勃興する改革修道会における学知と霊性のあらたな息吹。

目次

  • 書簡集(カール大帝)
  • ペリフュセオン(自然について)(ヨハネス・エリウゲナ)
  • 書簡一一七—聖なる純朴について(ペトルス・ダミアニ)
  • プロスロギオン(カンタベリーのアンセルムス)
  • シャルトルーズ修道院慣習律(グイゴ)
  • 愛の本性と尊厳について(サン=ティエリのギヨーム)
  • 恩恵と自由意思について(クレルヴォーのベルナルドゥス)
  • 書簡集(ペトルス・ウェネラビリス)
  • 魂についての書簡(イサアク・デ・ステラ)
巻冊次

2 ISBN 9784582768817

内容説明

アリストテレス論理学を摂取し、世界・宇宙・自然・歴史への関心を旺盛に展開する都市の学校。ラン、シャルトル、サン=ヴィクトルの各学派と、イスラーム哲学の二大巨匠。十二世紀の前期スコラ学と世界観の革新。待望のライブラリー版!

目次

  • 命題集(ランのアンセルムス)
  • 倫理学(ペトルス・アベラルドゥス)
  • 命題集(ペトルス・ロンバルドゥス)
  • プラトン・ティマイオス逐語註釈(コンシュのギヨーム)
  • 六日の業に関する論考(シャルトルのティエリ)
  • ディダスカリコン(学習論)—読解の研究について(サン=ヴィクトルのフーゴー)
  • 神の一性と被造物の多数性について(サン=ヴィクトルのアカルドゥス)
  • 救済の書(イブン・シーナー)
  • 霊魂論註解(アヴェロエス(イブン・ルシュド))
  • 巻末エッセイ 心のなかに「絵」を描く—魂の階梯と形象の彼方(水野千依)

「BOOKデータベース」 より

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