マラッカ海峡物語 : ペナン島に見る多民族共生の歴史

書誌事項

マラッカ海峡物語 : ペナン島に見る多民族共生の歴史

重松伸司著

(集英社新書, 0971D)

集英社, 2019.3

タイトル読み

マラッカ カイキョウ モノガタリ : ペナントウ ニ ミル タミンゾク キョウセイ ノ レキシ

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注記

文献リスト: p278-292

マラッカ海峡・ペナン島・ベンガル湾略史: p293-299

内容説明・目次

内容説明

マラッカ海域北端に浮かぶペナン島。淡路島の半分ほどの面積しかないこの小島では、これまで、実に三〇以上の民族集団が、絶妙なバランスで群居し続けてきた。マレー人、インドネシアの海民アチェやブギス、インドのチェッティ商人、ムスリム海商チュリア、クリン、アラブの海商ハドラミー、ポルトガル人、イギリス人、フランス人、アルメニア人、華僑、日本人、等々—。各地で、ナショナリズムや排外主義的な価値観が増大する中、本書が提示する世界像は、多民族共存の展望と希望を与えてくれるだろう。ベンガル湾からマラッカ海峡にかけての地域研究の第一人者による、初の「マラッカ海峡」史。

目次

  • 第1部 海峡の植民地ペナン(海峡を掘り起こす;租界・居留地・ジョージタウン;海峡とモンスーン;海民と開拓者;居留地ジョージタウン誕生;居留地ペナンの誕生)
  • 第2部 海峡を渡ってきた人々(変貌するペナン;シントラ、ポルトガル人街から日本人街へ;マラッカ海峡のアルメニア社会;華人街の頭目;ベンガル湾を渡ったインド人)

「BOOKデータベース」 より

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