流言のメディア史
著者
書誌事項
流言のメディア史
(岩波新書, 新赤版 1764)
岩波書店, 2019.3
- タイトル別名
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メディア流言の時代
- タイトル読み
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リュウゲン ノ メディアシ
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流言のメディア史
2019.3.
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流言のメディア史
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注記
2013年冬-2015年秋 『季刊 考える人』 (新潮社) に8回連載した「メディア流言の時代」を再構成の上、大幅に加筆したもの
2016-2018年度科学研究費助成研究・挑戦的萌芽研究 「誤報記事と新聞批判のメディア史的研究」 (研究代表者・佐藤卓己, 課題番号:16K12549) の成果の一部
主要引用文献: 巻末p1-7
内容説明・目次
内容説明
マスメディアの責任をただ追及していればよかった安楽な「読み」の時代はすでに終わり、一人ひとりが情報発信の責任を引き受ける「読み書き」の時代となっている。「ポスト真実」の時代のメディア・リテラシーとは?
目次
- 第1章 メディア・パニック神話—「火星人来襲」から始まった?
- 第2章 活字的理性の限界—関東大震災と災害デモクラシー
- 第3章 怪文書の効果論—「キャッスル事件」の呪縛
- 第4章 擬史の民主主義—二・二六事件の流言蜚語と太古秘史
- 第5章 言論統制の民意—造言飛語と防諜戦
- 第6章 記憶紙の誤報—「歴史のメディア化」に抗して
- 第7章 戦後の半体制メディア—情報闇市の「真相」
- 第8章 汚染情報のフレーミング—「原子マグロ」の風評被害
- 第9章 情報過剰社会の歴史改変—「ヒトラー神話」の戦後史から
「BOOKデータベース」 より