生命科学クライシス : 新薬開発の危ない現場

書誌事項

生命科学クライシス : 新薬開発の危ない現場

リチャード・ハリス著 ; 寺町朋子訳

白揚社, 2019.3

タイトル別名

Rigor mortis : how sloppy science creates worthless cures, crushes hope, and wastes billions

タイトル読み

セイメイ カガク クライシス : シンヤク カイハツ ノ アブナイ ゲンバ

大学図書館所蔵 件 / 159

この図書・雑誌をさがす

注記

解説: 篠原彰

参考文献: p291-301

内容説明・目次

内容説明

製薬企業が53件の研究を追試したところ、結果を再現できたのはそのうちわずか6件。再現失敗率、約90%—命を救うはずの研究が、低すぎる再現性のために、無用な臨床試験、誤った情報、虚しい希望を生みだし続ける。ずさんな研究はなぜ横行するのか?その影響はどこまで及ぶのか?改革は可能か?トップ研究者から、政府組織の要人、業界の権威や慣習に立ちむかう「反逆児」、臨床試験に望みを託す患者まで、広範な調査・取材を基に、ひそかに生命科学をむしばんできた「再現性問題」の全貌をあぶりだす。

目次

  • 第1章 製薬業界を揺るがした爆弾発言
  • 第2章 無数の落とし穴
  • 第3章 バケツ一杯の冷や水
  • 第4章 惑わすマウス
  • 第5章 疑惑の細胞と抗体
  • 第6章 結論に飛びつく
  • 第7章 自分の研究をさらせ
  • 第8章 壊れた文化
  • 第9章 精密医療のハードル
  • 第10章 規律をつくり出す

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB27925434
  • ISBN
    • 9784826902090
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    301p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ