砂糖と移民からみた「南洋群島」の教育史

書誌事項

砂糖と移民からみた「南洋群島」の教育史

小林茂子著

(風響社ブックレット)(植民地教育史ブックレット)

風響社, 2019.2

タイトル別名

砂糖と移民からみた南洋群島の教育史

タイトル読み

サトウ ト イミン カラ ミタ「ナンヨウ グントウ」ノ キョウイクシ

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注記

引用・参照文献: p68-71

参考文献: p71-73

内容説明・目次

内容説明

サイパン、パラオ、ポーンペイなどの島々からなるミクロネシアは、戦前、日本の統治下にあった。製糖など新産業によって移民をひきつけ、最盛期には日本人が10万人ほども暮らす一方で、「海の生命線」とも呼ばれ、やがて太平洋戦争の熾烈な戦いの舞台となる。本書は、「島民」や邦人の教育を通し、統治と人々の暮らしを描く「南洋群島」の実像。

目次

  • 1 太平洋の島々—くらし、歴史、日本との関わり(「南洋群島」とは?;海に生きる人たちのくらし ほか)
  • 2 砂糖と移民の島・南洋群島(砂糖王(シュガー・キング)・松江春次;サイパン製糖工場 ほか)
  • 3 二つの教育体系—現地児童と日本人児童のための教育(南洋庁設置以前(1914年から1922年)—軍政時代の教育;南洋庁設置以後(1922年から1945年)—委任統治による教育 ほか)
  • 4 南洋群島は「海の生命線」(国際連盟からの脱退;「皇民化教育」 ほか)
  • 5 戦後のミクロネシア—おわりに(国連信託統治領;原水爆の実験場 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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