満鉄経営史 : 株式会社としての覚醒
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満鉄経営史 : 株式会社としての覚醒
名古屋大学出版会, 2019.3
- タイトル読み
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マンテツ ケイエイシ : カブシキ ガイシャ トシテノ カクセイ
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注記
参考文献: p473-483
図表一覧: p487-489
内容説明・目次
内容説明
満州経営の全方位的担い手とみなされた巨大植民地企業が、国策会社化の挫折と満州国成立後の解体的再編をへて、鉄道中心の営利企業として覚醒する姿を、株式市場への対応からとらえ、終戦まで異例の高収益企業であり続けたメカニズムを解明、日本帝国主義の先兵とされた満鉄像を一新する。
目次
- 満鉄の歴史的位置づけを問いなおす
- 第1部 「国策会社」としての挫折(満鉄経営を担った人々—課長級以上社員の分析;社員の経営参画—課長級以上の人事異動と社員会の活動;「国策会社」の統計調査—慣習的方法による達成と限界)
- 第2部 株式市場の中の満鉄(満鉄の資金調達と民間株主—1933年増資とその制度的前提;満鉄改組と株式市場—変動する民間株主と満鉄の対応;株式市場の拡大と零細株主の参入—満鉄株をめぐる訴訟の分析;経済統制下の満鉄経営—1940年増資と株式市場からの反応)
- 「調査部史観」を超えて
「BOOKデータベース」 より