資源化される「歴史」 : 中国南部諸民族の分析から
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資源化される「歴史」 : 中国南部諸民族の分析から
風響社, 2019.3
- タイトル別名
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資源化される歴史 : 中国南部諸民族の分析から
- タイトル読み
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シゲンカ サレル レキシ : チュウゴク ナンブ ショミンゾク ノ ブンセキ カラ
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注記
参考文献: 各論末
写真図表一覧: p449-451
内容説明・目次
内容説明
歴史や文化はどう消費されるのか。ヒトや集団の文化実践によって紡ぎ出された「歴史」は、市場経済や政治権力によって加工され、より大きな文脈として再配置されていく。本書は、現場の視点からそのさまざまな水流を汲み取り、全体としての動態を見極めようとする試みである。民博共同研究の成果。
目次
- 第1部 歴史・記憶とアイデンティティ(三江県の「六甲人」の「〓化」に関する一考察;二〇〇八〓川地震後のチャン族の都市への移住と村規民約;「歴史」の資源化—台湾に逃れたハニ族土司を事例として;歴史に関する集団的記憶とその資源化—中国東北地域瀋陽のシボ(錫伯)族の事例を中心に)
- 第2部 媒体の多様性と歴史表象/歴史叙述(タイ北部におけるミエンの歴史資源化;イ族にみる「歴史」の構築とその素材;自民族の歴史を書く—『トン族簡史』から『トン族通史』へ;聖なる時空の現出とその観光資源化;ベトナム、マイチャウにおけるターイの移住開拓伝承の資源化)
- 第3部 歴史のアーカイブ化と景観の資源化(国境地域の歴史文物とその資源化—雲南省孟連県・娜允古鎮を事例に;革命の歴史の資源化—紅色文化における解放の語りと展示の分析を中心に;雲南省元陽棚田地域における景観とその資源化—村民による映像撮影への関わりを中心に;歴史性と景観建設—寧化石壁客家祖地における時間と空間の資源化)
「BOOKデータベース」 より