〈あいだ〉に生きる : ある沖縄女性をめぐる経験の歴史学

書誌事項

〈あいだ〉に生きる : ある沖縄女性をめぐる経験の歴史学

冨永悠介著

大阪大学出版会, 2019.3

タイトル別名

宮城菊の歴史経験と基隆「水産」地域 : 経験のゆくえ・東アジア・生存のかたち

あいだに生きる

タイトル読み

〈アイダ〉ニ イキル : アル オキナワ ジョセイ オ メグル ケイケン ノ レキシガク

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注記

学位請求論文「宮城菊の歴史経験と基隆「水産」地域 : 経験のゆくえ・東アジア・生存のかたち」(大阪大学, 2016年提出) 及び既発表論文を大幅に加筆修正したもの

引用・参考文献: p291-302

本書関連略年表: p303-307

索引: 巻末p1-6

内容説明・目次

内容説明

人びとの“あいだ”に生きるとは。沖縄から台湾に売られ、朝鮮人男性と出会った宮城菊。出自、国家、性別、言葉—人びとを分かつ“境界線”を生きた軌跡から紡ぐ、経験の歴史学。

目次

  • 序章 軌跡を辿り、歴史を開く—経験の歴史学に向けて
  • 第1章 沖縄から台湾へ—経験のゆくえと生存のかたち1
  • 第2章 植民地台湾での暮らし—経験のゆくえと生存のかたち2
  • 第3章 基隆「水産」地域の形成と発展—国際港湾都市・基隆としての面目
  • 第4章 『無言の丘』の歴史叙述—経験・場・東アジア
  • 第5章 顕現する東アジア—経験のゆくえと生存のかたち3
  • 第6章 喜友名嗣正が見た沖縄/日本
  • 第7章 菊のキリスト教実践—経験のゆくえと生存のかたち4
  • 終章 「菊」から「私たち」の物語へ

「BOOKデータベース」 より

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