ジョルジョ・ヴァザーリと美術家の顕彰 : 16世紀後半フィレンツェにおける記憶のパトロネージ

書誌事項

ジョルジョ・ヴァザーリと美術家の顕彰 : 16世紀後半フィレンツェにおける記憶のパトロネージ

古川萌著

中央公論新社, 2019.3

タイトル別名

ジョルジョヴァザーリと美術家の顕彰 : 16世紀後半フィレンツェにおける記憶のパトロネージ

タイトル読み

ジョルジョ ヴァザーリ ト ビジュツカ ノ ケンショウ : 16セイキ コウハン フィレンツェ ニ オケル キオク ノ パトロネージ

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注記

博士論文 (京都大学, 2017年提出) に加筆・修正を施し、再構成したもの

参考文献: p281-294

内容説明・目次

内容説明

文化的戦略としての美術史。『美術家列伝』の「構成」は何を語るのか?設立に関与した「画家の礼拝堂」や、過去の画家たちの素描を収集・装飾した「素描集」の意味するものとは?フィレンツェの文化的、社会的、政治的文脈を背景に、「美術史の父」の目論見と野心が浮かび上がる。

目次

  • 1 『美術家列伝』と美術家の死(テクストによる墓碑;記憶のパトロネージ)
  • 2 アカデミア・デル・ディセーニョと美術家の顕彰(ミケランジェロの死;「画家の礼拝堂」とアカデミア)
  • 3 ヴァザーリと作品の保存・展示(「カリオペの書斎」と歴史性;「素描集」と聖なるものの巡礼)
  • 結論
  • 付録 アントン・フランチェスコ・ドーニ『大理石』抄訳

「BOOKデータベース」 より

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