景観から風土と文化を読み解く
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景観から風土と文化を読み解く
(情報とフィールド科学, 6)
京都大学学術出版会, 2019.3
- タイトル読み
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ケイカン カラ フウド ト ブンカ オ ヨミトク
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内容説明・目次
内容説明
農の営みが創り出す景観には、気候や土壌といった自然条件に合わせた技術だけではない、社会関係や経済制度といった地域の文化要素が埋め込まれている。耕作方法、植物・作物の分布状態、土地の傾斜や水の流れ方など、風景の細部をどう観察するのか。景観から得られる情報と、現地での聞き取りや歴史文献からの情報をどう組み合わせるのか。臨地調査における基礎的な視点と方法を、著者自身の経験と、日本の地域研究を代表するフィールドノートから具体的に学ぶ。
目次
- 第1章 景観観察の基本的な考え方(見たものを記録する;景観を言語化する二つのプロセス;景観から情報を見出すプロセス ほか)
- 第2章 自然の精緻な利用を読み解く(ズームインとズームアウト;ベトナム農村での苗取りの景観の読み解き;ベトナムの水田景観の読み解き ほか)
- 第3章 社会の制度と文化の歴史を読み解く(インドネシア・スラウェシの農村景観から;さまざまな資料から景観を読み解く;フィールドノートの利用 ほか)
「BOOKデータベース」 より