公共的知識人の誕生 : スウィフトとその時代

書誌事項

公共的知識人の誕生 : スウィフトとその時代

田中祐子著

昭和堂, 2019.3

タイトル別名

The birth of a public intellectual--Jonathan Swift

タイトル読み

コウキョウテキ チシキジン ノ タンジョウ : スウィフト ト ソノ ジダイ

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注記

学位論文「スウィフト文学における信用経済批判の言説に関する研究 : 『ガリヴァー旅行記』を中心に」(2012年, 京都府立大学)を元にしたもの

参照文献一覧: p405-416

名誉革命以降のイギリス史とスウィフトの活動: p417-421

内容説明・目次

内容説明

スウィフトの生きた時代と彼の人生を回顧し、他の著作にも触れつつ彼の代表作である『ガリヴァー旅行記』の新解釈を試みる。これまでの研究では掘り下げが不十分だった彼の政治経済思想にも踏み込み、その社会思想を歴史のなかで読み解く。

目次

  • 公共的知識人としてのスウィフト
  • 第1部 思想形成と論壇デビュー(一六六七‐一七〇九年)(スウィフトの出自と自己形成;ムア・パークの日々;ホイッグとしての論壇デビュー ほか)
  • 第2部 公共的知識人(一七一〇‐一七二六年)(アン女王時代の政治活動と思想;トーリーの政論家として;首席司祭スウィフトとアイルランド問題 ほか)
  • 第3部 『ガリヴァー旅行記』とその後(一七二七‐一七四五年)(政治経済の風刺家としてのスウィフト;『ガリヴァー旅行記』における政治的徳—変貌する秩序のなかで;ヤフーとは何か ほか)
  • 奴婢訓と晩年のスウィフト

「BOOKデータベース」 より

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