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リベラリズムの系譜学 : 法の支配と民主主義は「自由」に何をもたらすか

中村隆文 [著]

みすず書房, 2019.4

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リベラリズムの系譜学 : 法の支配と民主主義は自由に何をもたらすか

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リベラリズム ノ ケイフガク : ホウ ノ シハイ ト ミンシュ シュギ ワ ジユウ ニ ナニ オ モタラスカ

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参考文献: 巻末pi-viii

Description and Table of Contents

Description

二千年以上にわたりつづけてきた「リベラリズム」という運動を、私たちは後世に託しつづけられるのか?哲学者たちの議論から、これからの「自由」を考えよう。

Table of Contents

  • 第1章 法の支配(「法の支配」の必要性;自然法の歴史;自然権と統治の正当性—ホッブズの『リヴァイアサン』;権力分立と議会政治—ロックの『統治二論』;法的保護と寛容さ—ロック、ヴォルテール、モンテスキュー)
  • 第2章 民主主義とリベラリズム(社会を担う「自由な個人」—ルソーの社会契約論;自由な個人と「なる」ために—ヘーゲルによるルソー批判;多数派の専制がない民主主義の可能性—J・S・ミルの社会理論;二つの自由主義—バーリンの思想;リベラリズムと公共性)
  • 第3章 正義・善・幸福(ロールズの政治的リベラリズム;ロールズへの批判—リベラリズムのその後;政治哲学としてのコミュニタリアニズム;ノージックのリバタリアニズム)
  • 第4章 「自由」と「合理性」の限界とその先へ(潜在可能性—センのケイパビリティアプローチ;熟議の難しさ—理性の限界;よりよい自由へと誘導してあげる—リバタリアン・パターナリズム;リベラリズムと合理主義—法の「理」と、政治の「意」)

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