1964東京五輪ユニフォームの謎 : 消された歴史と太陽の赤
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1964東京五輪ユニフォームの謎 : 消された歴史と太陽の赤
(光文社新書, 1001)
光文社, 2019.4
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1964 トウキョウ ゴリン ユニフォーム ノ ナゾ : ケサレタ レキシ ト タイヨウ ノ アカ
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Note
主要参考文献: p262-271
Description and Table of Contents
Description
お揃いの真っ赤なブレザーと白のスラックスで行進をする日本選手団の姿は、一九六四年の東京オリンピックの象徴的場面の一つとして、世代を超え、今でも、広く知られている。この「日の丸カラー」の開会式用ユニフォームは誰がどのような思いを込めてデザインしたものだったろうか?本書では、書き変えられ、忘れ去られてきたこのユニフォーム誕生の歴史を豊富な史料と取材に基づいて紐解いてゆく。さらに、日本の開会式用ユニフォームのその後の変遷にも光をあて、「日の丸カラー」の継承、迷走、回帰の詳細を多面的に掘り下げていく。二〇二〇年に迫った二回目の東京オリンピックを見据えながら。
Table of Contents
- 前史—戦前の開会式用ユニフォーム
- 第1部 1964東京五輪の選手団公式服装(「日の丸カラー」の選手団公式服装が誕生するまで;俗説の検証(1)—「石津デザイン説」の妥当性;俗説の検証(2)—「石津デザイン説」の拡散;対談(1)歴史を明らかにするということ×角田奈歩(服飾史・商業史研究者))
- 第2部 「日の丸カラー」の継承、迷走、そして回帰(「ナショナルカラー」の開会式用ユニフォームの系譜;レインボーカラーのマントとは何だったのか?—シドニーオリンピックの開会式用ユニフォーム;デザイナーの個性は必要か?—高田賢三が手がけたアテネオリンピックの開会式用ユニフォーム;スポーツ用品メーカーによる開会式用ユニフォーム;「日の丸カラー」への回帰;対談(2)開会式用ユニフォームのあり方を考える×蘆田裕史(批評家))
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