奪われた「三種の神器」 : 皇位継承の中世史

書誌事項

奪われた「三種の神器」 : 皇位継承の中世史

渡邊大門著

(草思社文庫, わ3-1)

草思社, 2019.2

タイトル読み

ウバワレタ サンシュ ノ ジンギ : コウイ ケイショウ ノ チュウセイシ

大学図書館所蔵 件 / 4

この図書・雑誌をさがす

注記

講談社 2009年刊の再刊

文献あり

内容説明・目次

内容説明

壇ノ浦の合戦から室町時代まで、天皇の証をめぐる壮絶なドラマとは。壇ノ浦の合戦、南北朝の対立、皇位奪還を狙う後南朝—鏡・剣・玉という、歴代天皇の皇位継承のシンボル「三種の神器」をめぐって繰り広げられた争奪戦を叙述する。中世において神器はどのような意味があったのか、そして、当時の政治情勢にいかなる影響を与えたのか。様々な事件を通して、変わりゆく人々の三種神器観の変遷を鮮やかに描き出す。

目次

  • 第1章 宝剣喪失—鎌倉期における三種神器(三種神器とは何か;さまざまな表記 ほか)
  • 第2章 南北朝における三種神器(大覚寺統と持明院統—南北朝の起源;元弘の変 ほか)
  • 第3章 嘉吉の乱と赤松氏の滅亡(南朝復興運動;籤引きという儀式 ほか)
  • 第4章 禁闕の変—神璽強奪(幕府内の大きな変化;内裏襲撃の目的 ほか)
  • 第5章 長禄の変—神璽奪還と赤松氏再興(南朝皇胤の出奔;「一天無双の才」一条兼良の集大成 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ