記憶がなくなるその時まで : 認知症になった私の観察ノート

書誌事項

記憶がなくなるその時まで : 認知症になった私の観察ノート

ゲルダ・サンダース著 ; 藤澤玲子訳

新曜社, 2019.3

タイトル別名

Memory's last breath : field notes on my dementia

記憶がなくなるその時まで : 認知症になった私の観察ノート

タイトル読み

キオク ガ ナクナル ソノ トキ マデ : ニンチショウ ニ ナッタ ワタクシ ノ カンサツ ノート

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内容説明・目次

内容説明

ジェンダー研究者だった著者はある日、認知症の診断を受ける。脳が壊れていく—しかし、書くことだけはなんとか可能だった。子ども時代のこと、家族のこと、生活のこと、症状や日常の失敗のこと。自らの観察者となってノートに綴ることが、自分を見つける方法となった。そして迎えるであろう、記憶を、心を失ってしまう時について、ある決断に至る。冷静な観察とユーモア、人間への洞察に満ちた希有な記録。

目次

  • 自分が誰だかわからなくなる前に自分を語る
  • 量子的パフアダーと記憶の断片
  • 消えていく自己の文法
  • 壊れてしまった脳
  • 狂気と愛
  • 死に向かう変身
  • あえて名前を言わない出口

「BOOKデータベース」 より

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