書誌事項

独裁と民主政治の社会的起源 : 近代世界形成過程における領主と農民

バリントン・ムーア著 ; 宮崎隆次, 森山茂徳, 高橋直樹訳

(岩波文庫, 白(34)-230-1, 白(34)-230-2)

岩波書店, 2019.5-2019.7

タイトル別名

Social origins of dictatorship and democracy : lord and peasant in the making of the modern world

タイトル読み

ドクサイ ト ミンシュ セイジ ノ シャカイテキ キゲン : キンダイ セカイ ケイセイ カテイ ニオケル リョウシュ ト ノウミン

注記

『独裁と民主政治の社会的起源 : 近代世界形成過程における領主と農民』(岩波現代選書 1986-1987年刊)を文庫化したもの

参考文献: 上: 巻末p1-15. 下: 巻末p21-35

内容説明・目次
巻冊次

上 ISBN 9784003423011

内容説明

なぜある国では民主主義が成立し、他ではファシズムや共産主義革命が招来されたのか。各国が経験した近代化の異なる道筋を、社会経済構造の差に注目して説明した比較近代化研究の名著。上巻ではイギリス・フランス・アメリカ・中国を分析する。

目次

  • 第1部 資本主義デモクラシーの革命的起源(イギリス—漸進主義に対する暴力の貢献;フランスにおける発展と革命;アメリカ南北戦争—最後の資本主義革命)
  • 第2部 近代世界に向かうアジアの三つの道(ヨーロッパとアジアの政治過程—比較に際しての諸問題;中華帝国の衰退と共産主義型近代化の起源)
巻冊次

下 ISBN 9784003423028

内容説明

なぜある国では民主主義が成立し、他ではファシズムや共産主義革命が招来されたのか。近代化の異なる道筋を、社会経済構造の差に注目して説明した比較近代化研究の名著。下巻では、日本とインドを分析し、理論的考察を展開する。

目次

  • 第2部 近代世界に向かうアジアの三つの道(承前)(アジアのファシズム—日本;アジアにおけるデモクラシー—インドとその平和的変革の代償)
  • 第3部 理論的意味と客観化(近代社会への民主的径路;上からの革命とファシズム;農民層と革命;反動的思想と革命的思想;統計と保守的歴史叙述についての覚書)

「BOOKデータベース」 より

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