見ることは信じることではない : 啓蒙主義の驚くべき感覚世界
著者
書誌事項
見ることは信じることではない : 啓蒙主義の驚くべき感覚世界
白水社, 2019.5
- タイトル別名
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The sensational past
The sensational past : how the Enlightenment changed the way we use our senses
- タイトル読み
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ミル コト ワ シンジル コト デワ ナイ : ケイモウ シュギ ノ オドロクベキ カンカク セカイ
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内容説明・目次
内容説明
五感の新たな活用を通して世界をとらえなおし、社会の改革をめざした人々。盲学校の誕生、おならを芳香にする薬、18世紀式“アロマテラピー”、ゾウ肉やネズミ肉など珍奇な肉料理が流行したわけ…。さまざまな試みや社会現象と、その背後にある思想を見る。
目次
- 第1章 自分で自分を作る—啓蒙主義時代の「天才」の作り方
- 第2章 新しい飲み物で、新しい自分になる—カフェでの自己投薬、感受性、交際
- 第3章 音の世界で生きる—パリの闇に沈む市場
- 第4章 有用な市民になる—盲目の(そして、目隠しされた)子供たちの才能
- 第5章 尻に煙を吹き込む—匂いの医学と有用な科学
- 第6章 感覚とは何か—セックス、自己保存、快楽、そして苦痛
- 第7章 ハーモニーを奏でる自然—猫ピアノ、色彩チェンバロ、匂いと味の音階
- 第8章 洒落男を気取る—人気顔料の政治学
- 第9章 美食家のまなざし—革命後の時代の「目で食べる」行為
- 第10章 自然を消化する—十九世紀イギリスのエキゾチックな動物試食クラブ
- エピローグ 見ることは信じることではない
「BOOKデータベース」 より